昨日は九州大学の入学式でした。そこで、九州大学芸術工学部に入って、5年過ごした中で感じた芸工生が充実した大学生活を送るための指針を紹介します。

1. 大橋に住む

 最初にしてクライマックスですが、1年生の間は伊都ばかりなので、大学生活だけを考えると伊都に住むほうがいいのですが、福岡では様々なイベントが天神・博多周辺を中心に行われています。また、後述しますが、サークルや学祭企画に参加してこその芸工生活になるので、終電の早い伊都にいるよりも大橋に住むことをオススメします。もう伊都に部屋を借りた人も、この一年は大橋に住んでる人と泊めてもらえるくらい仲良くなって、芸工での活動により参加することをおすすめします。

2. 芸工のサークルに入る

 芸工の強さは、環境・工業・画像・音響・芸情の色の違う学科が小さなキャンパス内に集まっていることにあります。芸工のサークル、特にいろいろな学科の人たちが集まっているようなサークルに入ると、自分の専門以外の知識や感覚も自然と身についてくることでしょう。

3. 学祭企画に参加する

 芸工ではZENYA、2研、3研、5研、DANPA、CBA、火祭り、PANFなどの企画があります。先述のサークルよりも様々な学科の人達と交流できる機会にもなりますし、熱い気持ちを持って仲間と一つのものを作り上げる3年間は貴重なものになるに違いありません。

4. 芸工以外の九大生とも仲良くする

 芸工はもともと違う大学だったということもあり、その他の九大生と交流する機会は2年生以降、かなり減ってしまいます。総合大学の強みである他の学部の人との交流による視野が広がりが、もともと単科大学だった芸工では薄いのです。

5. 必要以上に授業を真面目に受けない

 九大生ともなるとみなさん真面目に授業を受けることになれていらっしゃると思います。でも、大学生活の中では授業以外で手に入れる知識や経験もかなり多いです。留年しない程度にはサボって、いろいろ遊んで知見を広げたほうがいいでしょう。ぶっちゃけ、日本の大学の単位なんて、そこそこやってたら取れます。「可取り専攻」もとい「D取り専攻」くらいの意識でいたほうがいいかもしれません。

6. イベントに参加する

 福岡では様々なイベントが行われています。人と触れ合うことで知識や経験、さらに言うと今後の活動に関わるチャンスが広がります。
その中でも芸工生におすすめしたいのは、福岡工業大学短期大学部の弘中研究室が主催している「八時間耐久作品制作会(仮)」です。八時間で何かものを作ろうという企画なのですが、様々な大学・専門学校の学生や社会人にお会いすることができます。情報はFacebookのIGDA Fukuokaに掲載されることが多いです。あ、ステマじゃないですよ。

7. イベントを主催する

 たぶん、1年生の間はなかなか難しいかもしれませんが、学年が上がると何かやりたくなると思います。その時に「やりたいけど・・・」とやらない言い訳を探すのではなく、「やりたいから!」とやる方法を探しましょう。道を切り開いてくれるのは熱い思いです。その思いを人に話したら、協力してくれる人が現れるはずです。

8. 飲み会に積極的に参加して、時には主催する

 1年生の間は未成年が多いのですが、飲み会といってもお酒がないとダメってわけではありません。人間は食事をしているとき、ガードが甘くなります。そこで自分が考えていることを語るのです。そういう何気ない場で自分の考えを語り、それに賛同してくれる人が見つかれば、今後、大切にすべき友人となることでしょう。

9. 失敗する

 失敗しなさい、という意味ではありません。よほどひどい失敗をしない限り、失敗しても学生はなんだかんだ許されます。むしろそのチャレンジ精神を評価されることのほうが多いです。ただ、失敗したらちゃんと後始末しましょう。後始末をしっかりすれば、周りの人達は「次、頑張れ」と思ってくれます。

10. 楽しむ

 最後に一番大事なことです。身に起こることをできるかぎり楽しみましょう。ただ、「楽をする」と「楽しむ」は違うということだけ意識はしておいたほうがいいかもしれません。むしろ楽じゃないほうが楽しいことが多いと思います。
 楽しくやるコツを一つお教えします。「気の合う仲間とやる」ということです。宿題もみんなで酒でも飲みながらグダグダやった方が楽しいですし、イベントもみんなでワイワイ準備したほうが楽しいものです。

 そのためには、必ず、仲間が必要になります。

まとめ

 この提言に一貫した主張は、人と触れ合いましょうという事です。
人とふれあい、自分の知識や経験を増やし、ただ一人でも親友を見つけ、自分を評価し他人に紹介してくれる人脈を得る。将来にもつながりますし、何より、楽しいのです。

 今年度、入学されたみなさんには、将来の仕事になることとか、お金のためとかじゃなくて、人生を楽しむ基盤を大学生活で作るといいと思います。