曲の作り方には大きくわけて、詞先・曲先があると思うんですが、自分は完全に詞先派です。とはいっても、「よーし、曲を書くぞー」と思ったときに、「まずは歌詞を書くかー」なんて感じにはならないのです。

だいたい、そのときの歌詞を書くモチベーションはすこぶる低くて、それが障害になって、曲を書くのが億劫になってしまうこともあった。

そんなこんなでいろいろ試行錯誤した結果、このやり方が肌にあってるなーと思ったので、他に困っている人がいたら、その参考になればと思って書いてみます。

雰囲気掴むためだけのトラックを作る

ドラムのパターンとピアノで白玉のコード進行を並べただけの2つのトラックを作ります。

コード進行をつけるかどうかに関しては、作りやすい方を選んだらいいと思います。コード進行があると、メロディーが浮かびやすい反面、同じメロディーができてしまいやすいという欠点があります。あとは、理論的な部分にある程度精通してないと難しいかもしれません。

困ったら、コード進行だけどこかからパクってくればいいと思います。「かっこいいコード進行108」なんて本もあったりするので、この辺、参考にしてもいいかもしれません。

うたまっぷなどの歌詞サイトで知らない曲を探す

歌詞サイトはいろいろありますが、自分はよくうたまっぷをみています。これらのサイトから曲を適当にリンクを辿って、作りたい曲のイメージに合いそうな歌詞を選んできます。イメージもなかったら、もう適当。なんでもいいやの精神。

たった一つのポイントは必ず、知らない曲であること。知ってる曲だったら原曲に引っ張られます。

トラックをループ再生して歌詞をみながら鼻歌を歌う

あとは楽しく歌いましょう。ある程度形になるまでずっと繰り返します。歌詞は最終的に破棄することになるので、多少の「てにをは」が違ったり、語尾が違っても問題ないので、いい感じに歌詞が乗るようにメロディーを作ります。

ある程度、形になってきたら、いざ録音。これも最終的には捨てる音声になるので、いいテイクを取ろうなんて意気込まないのがポイントです。あくまで楽しくノリノリに。

録ったら、Melodyneに読み込ませてピッチを軽く雑に修正したあとにMIDIを書き出して、再度DAWに取り込みます。あとはMIDIをちょこちょこっと気になるところを修正していくだけ。

Melodyneを持っていない方でも、何かしらのピッチ系のプラグインを見たら、どの音かわかるので、それを地道にMIDIで打ち込みましょう。Logic Pro XだったらFlex Pitchの機能が便利ですね。

同じ作業を複数回行ってAメロとかBメロとか作る

あとは繰り返しです。

ポイントはこの段階で作り込まないこと。最終的に歌う人=自分なら問題ないのですが、別の人に歌ってもらう場合、キーを変えることがよくあります。シンセなどは単にトランスポーズして問題ないのですが、ギターなどは下げると、ポジションが変わったり、いろいろ調整が面倒なので、一旦全体を作り終わるまで、作り込みはしません。もちろん、雰囲気つかむ程度には作っても問題ないと思います。

全体が作れたら、歌ってもらう人のためにキーを調整しましょう。

あとは普通に作り込み

あとはいつもの作業になると思います。トラックを増やして、裏メロ作ったり、効果音入れたり、グルーブ感を出したり。個人的に一番楽しいところ。楽しく作ろう鎌倉幕府。

歌詞を書くときには一旦、元の歌詞を忘れましょう。忘れ方も難しいのですが、歌詞のテーマをガラッと変えてしまうとか、他の人に歌詞をお願いするというのもいいと思います。

まとめ

なんか、この作り方をし始めてからメロディーがイキイキとするようになった。頭でっかちな人間なので、どうしても理屈でこねくり回す癖があるのですが、歌って作るので、どこかで自分の中に流れるメロディーみたいなのを生み出せるような気がします。

人によって、合う合わないのやり方はあると思います。自分に合うやり方を見つけるのにこの記事が参考になれば嬉しく思います。