今度のイベントで5面マルチスクリーンで投影したので、その方法です。もしかしたらWindowsしかできないかも・・・?Macでの動作確認次第、追記します。

openFrameworksではProcessingと異なり、フルスクリーンが簡単に使えるような仕様になってます。具体的には以下のように、main.cppOF_WINDOWと書かれた部分をOF_FULLSCREENに書き換える。

 
#include "ofMain.h"
#include "testApp.h"
#include "ofAppGlutWindow.h"

//========================================================================
int main( ){

    ofAppGlutWindow window;
    ofSetupOpenGL(&window, 1024,768, OF_FULLSCREEN);            // <-------- setup the GL context

    // this kicks off the running of my app
    // can be OF_WINDOW or OF_FULLSCREEN
    // pass in width and height too:
    ofRunApp( new testApp());

}

ただ、これではマルチスクリーンにしているとき、そのどれか一つをフルスクリーンにすることになってしまいます。そのため、空間に投影するときなど複数のスクリーンに投影すると、どれか一つの面はフルスクリーンになるのですが、ほかはデスクトップが表示されてしまいます。

マルチスクリーン全てを(擬似的に)フルスクリーンにするには次のようにします。

 
#include "ofMain.h"
#include "testApp.h"
#include "ofAppGlutWindow.h"

//========================================================================
int main( ){

    ofAppGlutWindow window;
    ofSetupOpenGL(&window, MY_WIDTH, MY_HEIGHT, OF_WINDOW);         // <-------- setup the GL context

    ofWindowPosition(0, 0);
    // this kicks off the running of my app
    // can be OF_WINDOW or OF_FULLSCREEN
    // pass in width and height too:
    ofRunApp( new testApp());

}

ここで、MY_WIDTHMY_HEIGHTは画面の大きさです。例えば、1024×768を3x2で配置するとするとMY_WIDTH=1024×3, MY_HEIGHT=768×2です。

多面投影は楽しいので、一度やってみてはいかがでしょう?