今日は一昨日の記事のものを少し改造して、とても音楽とは言えないものを作りました。

パッチ

関数の説明

  • random: 左に入力があったとき乱数を出します。この場合は0~12の整数をランダムに出します。
  • +: 足し算です。Pd-extendedでは足し算や掛け算もオブジェクトで処理します。この場合は入力に60を足します。
  • mtof: MIDIノートナンバーを周波数に変えます。MIDIノートナンバーについては、こちら
  • osc~: オシレーターです。左の入力の周波数の音を出します。Pd-extendedで~(チルダ)は音声信号を処理していることを表しています。
  • output~: 音を鳴らすスピーカーに相当する部分です。普通にオブジェクトにoutput~と打つと、画像のようなVolumeとDSPのオンオフのUIが表示されます。DSPとはデジタルサウンドプロセッサの略で、これをONにしないと音が鳴りません。

音がでないというとき

  • PCがミュートになっていませんか?
  • output~のDSPはONになっていますか?
  • output~のVolumeは上がっていますか?
  • トグルはONになっていますか?

これを少し改造するだけでいろいろ作れるので、改造して遊んでみてはいかがでしょう?